善光寺(長野市)に所蔵されている『阿弥陀如来立像』が、
鎌倉時代に活躍した快慶の作品の可能性があり、
詳しく調査されることになりました。
東京芸大大学院で、詳しく調べる事になったそうです。
阿弥陀如来さまは、
木製で高さ98.5cmで、台座や光背を含めると2mほどの高さがあります。
阿弥陀如来さまが、善光寺さんに来られた経緯は不明で、
「客仏(廃寺などから持ち込まれた仏さま)」との見方もあるそうです。
仏師の快慶は、
同じく仏師の運慶と共作した東大寺(奈良市)南大門の「金剛力士立像」が有名で、国宝です。
快慶の仏像は、仏像の衣のひだが流れるようになっているなど、
洗練された作風が特徴で、「快慶様式」「安阿弥様(あんなみよう)」と呼ばれているそうです。
善光寺さんの阿弥陀如来さまのルーツは、今回解明されるのでしょうか。
快慶の手によるものであってもなくても、
阿弥陀如来さまは阿弥陀如来さまですが……。
詳しくは信濃毎日新聞をご覧下さいね。興味がぐっと湧いて来ますよ。