麦粒腫と呼ばれる 瞼が腫れてしまう病気がありますが、

  どんな風に呼んでいますか?

  ちょっと調べてみると、

  関東では『ものもらい』、関西では『メバチコ』と呼ばれています。

  これは聞いたことがあるぞと思いましたが、

  仙台周辺では『バカ』、青森では『ノメ』、

  北海道では『メッパ』と呼ぶそうです。

     

 おもしろいなあと思いつつ、

 日本列島を南下して行くと、関西では『メボ』とも呼ぶらしいです。

 もっと南にいくと『メイボ』、九州に渡ると『オヒメサン』、

 『インノクソ』とどこからそう呼ぶようになったのかしらと思うような呼び方もあるようです。

     

 外来中年配の方々から症状をお伺いする際にも、

 その土地独特の表現がありますね。

 伝えたい気持ちを汲んであげられているのかどきどきすることもありますが、

 土地の言葉大切にしたいなあと思う今日この頃です。