今回は 盲学校 のお話をさせて頂きます。
長野県には 「長野盲学校」 と 「松本盲学校」 があります。
就学対象は 『両眼の視力がおおむね0.3未満のもの』
または 『視力以外の視機能障害が高度のもののうち、拡大鏡等の使用によっても通常の文
字、図形等の視角による認識が不可能 または 著しく困難な程度のもの』となっています。
入学後は、それぞれのご家庭の所得に応じて、経済的な負担は軽減されます。
教育課程は、2校どちらも、0~2歳児から入れる 『母子教室』 から始り、
3~5歳児の 『幼稚部』 があり、それ以降は 『小学部』 『中学部』 『高等部』があります。
小学部 から 高等部 までは、視覚障害のお子さんのための 「普通学級」 と、
視覚障害と他の障害もお持ちのお子さんのための「重複障害学級」 があります。
また、『高等部』 は 「普通科」 – 「普通学級」 「重複学級」 と、「保健理療科」 の2科があります。
高等部 を卒業すると、「普通科」では、『高校卒業の資格』、
「保健理療科」では、『高校卒業資格』、『あん摩・マッサージ師・指圧師の国家試験
受験資格』が得られます。
短大 に相当する 「専攻科理療科」 では、『はり師,きゅう師,あん摩・マッサージ・指圧師の国家
試験受験資格』を得ることができます。
「高等部」卒業後は、一般大学、専攻科理療科、盲学校理学療法科、筑波技術短期大学など
への進学や、一般企業への勤務等、道が開かれています。
また、「保健理療科」 「専攻科理療科」を卒業後、国家試験に合格したあかつきには、
病院勤務、治療院勤務または開業ができるようになります。
詳しく知りたい方は、ホームページで知ることができますので、
そちらをご訪問ください。