当院でも小学校入学前、三歳児検診時から、メガネをかけて頂いているお子さんに
たくさん通院して頂いております。
そのお子さんたちが、中学生、高校生になり、部活動時やスポーツ時の目の矯正について
相談されることが多くなりました。
授業中や日常生活のなかでは、今まで通りのメガネで問題はないのですが、
スポーツをする際には眼に起こりうるトラブルを想定しなくてはいけなくなります。
トラブルの原因としては、①紫外線 ②陽射し ③衝撃 ④風・ゴミ・虫などが挙げられます。
紫外線は「角膜炎(雪目が知られています)」・「白内障」
・「瞼裂斑(白めの一部がシミのように濁って盛り上がる病気)」などの原因になります。
陽射しが強いと視界が遮られ、選手同士の接触や衝突による外傷や、
状況判断の低下が心配されます。
スポーツ時の外傷予防を考えた時、眼を保護するスポーツゴーグルの使用が
ケガのリスクを軽減してくれます。
特に、バスケットボール・サッカー・ドッジボール・野球など子供に人気の球技で、
スポーツゴーグルの必要性が高まる必要性が高まります。
また、スポーツゴーグルのレンズを紫外線カット効果があるものにすると
ケガのリスク軽減とともに、紫外線が原因と考えられる眼疾患の発症リスクも軽減できます。
目の外傷を防ぐためにスポーツゴーグルは有用ですが、
作成する際レンズも気をつける必要があります。
スポーツゴーグルは顔とメガネの間に隙間ができないよう、カーブがついています。
そのカーブに合った緩やかな曲線を描け、衝撃に強いレンズを使う必要があります。
またフレームも衝撃に強い素材のものが必要です。
航空機・自動車・スーツケース・医療機器に使われるポリガネイト素材がお勧めです。
十分な強度と柔らかさがあり、抗ショック性を発揮するため激しいスポーツ時にも安心です。
みるメガネでもゴーグルメガネを取り扱っておりますので、お気軽にご相談ください。
*今回の記事は「Spody」に掲載されている「子供たちの眼を守ろう!プロジェクト」より
抜粋させて頂きました。