目が疲れる、目が痛い、という事は誰でも日常よく経験します。しかし、たいていはしばらくすると忘れてしまいます。時には、症状が頑固に続いたり体に悪影響が及ぶ事もありますが、この様な状態を「眼精疲労」と呼び、単なる目の疲れである状態の「眼疲労」と区別しています。
眼精疲労は、何らかの手を打たなければ、仕事や環境が変わるといった生活の変化がない限り自然には治りません。不快な症状がいつまでも続き、さらに悪化してしまうこともあります。その為、「ただの目の疲れ」などと軽く考えず、なるべく早く診察を受け対策を立てることが大切です。
~眼精疲労の主な症状~
〈目の症状〉
・目が疲れる、ぼやける、かすむ
・目が痛い、まぶしい、涙がでる
・目が重い、しょぼしょぼする
〈体の症状〉
・肩こり、倦怠感
・頭痛、めまい、吐き気
~眼精疲労対策~
・病気が隠れていないか確認する
・メガネやコンタクトレンズが今の自分の目に合っているか確認する
・視環境や視生活が問題ないかを確認する
・ストレスを発散する
~今すぐにでもできる疲れ目対策~
・目の体操…両目を見開いて眼球を大きく回す。右回り、左回りを数回ずつ行ったら、目を閉じて少し休む
・ツボ・マッサージ…目の周りの骨を指で押さえ、気持ち良いと感じる所を見つけ少し強く押す。ただし眼球を押さえつけないように注意して行う。
・温める…温かいタオルをまぶたの上に乗せる
眼精疲労は、早めの治療・対策が重要です。
眼精疲労でお困りの事がありましたら当院へお越しください。