厚労省は健康寿命延伸に向けた対策の一つとして「フレイル対策」を挙げています。
「フレイル」は年齢を重ねて心身が弱る状態を指し、衰弱を意味する「fraity」に基づく言葉です。
フレイル状態にある高齢者に適切な医療や介護サービスを提供することで、疾病予防・重症化予防を促進し、健康寿命延伸に繋げることを目的としています。
「アイフレイル」は加齢に伴って眼の脆弱性が増加することに、様々な外的・内的要因が加わることによって視機能が低下した状態、またそのリスクが高い状態をいいます。
年を重ねると眼球は構造的にも機能的にもおとろえます。ものが見えにくい、目に不快感を感じる、などを放っておくと、目の機能低下が進み、重度の障害を引き起こす場合があります。早く対応すれば症状の緩和や進行を遅らせることができます。

アイフレイル自己チェックリスト

①目が疲れやすくなった
②夕方になると見にくくなることがある
③新聞や本を長時間見ることが少なくなった
④食事の時間にテーブルを汚すことがある
⑤眼鏡をかけてもよく見えないと感じることが多くなった
⑥まぶしく感じやすい
⑦まばたきしないとはっきり見えないことがある
⑧まっすぐの線が波打って見えることがある
⑨段差や階段で危ないと感じたことがある
⑩信号や道路標識を見落としたことがある

2つ以上当てはまったら、アイフレイルかもしれません。
気になることがあればご相談ください。
目の健康寿命をのばしましょう。