この秋まで、レーザーなどで治療されていた「加齢黄斑変性症」に新たな治療法が加わります。
眼の中にお薬を注射することによって、病的な血管（新生血管）の成長を促し、
血液の血管からの漏出を促す体内物質を抑える方法です。
新生血管の成長を抑えることによって視力低下の速度を遅らせることが期待できます。
近々、このお薬が発売になります。
この薬は、単独で注射を続けることもしますが、
従来からのレーザーなど他の方法と組み合わせて使うということも考えられます。
根治的治療方法がない現在、病勢を抑えるために治療方法の選択肢が増えることは
患者様にとっても朗報かと思われます。
また、加齢黄斑変性症のみでなく、糖尿病網膜症など他の新生血管が発生する病気にも
応用が期待されています。
ご興味のある方は、当医院スタッフにお尋ねください。
