ブドウ糖は、ぶどうなどの果実やはちみつに多く含まれる単糖類です。
(それ以上加水分解されない糖類)で、血液中にも約0.1g含まれています。
脳をはじめ、赤血球や腎臓の髄質、一部の筋肉を正常に動かすために使われており、
一日に必要な量はおよそ150gといわれています。
脳を働かせるために必要な栄養素はさまざまですが、エネルギー源として使えるのは、
ブドウ糖だけです。
糖尿病の患者さんは、低血糖の時に備えて、ブドウ糖を多く含む飴や
清涼飲料水を携帯した方がいいと、指導を受けたことがあると思います。
ブドウ糖の飴は 薬局などにありますが、
「清涼飲料水はどのようなものを選べばいいのだろう?」と思う方もいると思います。
ブドウ糖を多く含む清涼飲料水にはどのようなものがあるか、調べてみました。
商 品 名 ブドウ糖 ( g )
コカ・コーラ 350ml 12.95g
ファンタグレープ 350ml 20.00g
ファンタオレンジ 350ml 18.90g
HI-Cオレンジ 350ml 15.35g
HI-Cアップル 350ml 14.00g
スプライト 350ml 12.00g
カルピスウォーター 350ml 15.10g
デカビタ C 210ml 7.00g
CCレモン 350ml 8.00g
リアルゴールド 120ml 7.70g
C1000タケダ ビタミンレモン 140ml 3.30g
プラッシーオレンジ 250ml 11.00g
ポカリスエット 350ml 5.60g
アクエリアス 350ml 0.40g
以上の結果から分かるように炭酸飲料には、ブドウ糖が多く含まれています。
参考にして、低血糖に備えて頂ければと思います。
Aku