10月頃から松本市内で流行性角結膜炎が流行っています。

ウィルスが原因で感染を起こす結膜炎です。

 

症状の特徴としては、

・結膜の強い充血

・目やに、涙がたくさん出る

・まぶたが腫れる

・発熱などを伴う場合もある

 

が、あげられます。

ウィルスが原因ですが、ウィルスは眼で確認する事ができない微生物です。

ウィルスに感染してから症状が発現するまでの潜伏期間が、ウィルスの種類にもよりますが、7日から14日間ぐらいあります。

ですから、自身がどこでウィルスに感染したか、いつから感染していたかはっきり特定することが難しいです。

また、知らないうちに自身が感染源となって、はやり目を拡散しているかもしれないのです。

 

ではどうやってウィルス感染を防げばよいのかというと、以下のことに気をつけて予防しましょう。

 

①普段から手を流水や石鹸でよく洗う

②休養をとって体力をおとさない(ウィルスに対する抵抗力をつける)

③患者のタオル洗面用具などは家族のものと別にする

④プールには医師の許可があるまで入らない

⑤人混みには出かけない

⑥学校・幼稚園・保育園は 医師の許可があるまで休む

 

まずはウィルス感染に気をつけることが大切ですが、感染してしまった際は、ほかの人に感染を広めないように気をつけましょう。

時期的に風邪やインフルエンザ予防も兼ねてまめな手洗い・うがいを心がけましょう。

 

また、結膜炎の症状があり受診して頂く際には、受付で「はやり目か心配」と声をかけて頂ければ、早めの診察等当院でも配慮させて頂きます。

 

また、お願いですが、目やに・充血・目のかゆみで受診して頂く際は、他の患者様に感染する恐れがありますので、設置してある雑誌を読まれたり、おもちゃで遊ぶのは、ご遠慮いただきます様お願いしたいと思います。

よろしくお願い致します。