アーレンシンドロームって聞いたことがありますか?
光の感受性が高いために起こる視知覚の障害のことです。

症状としては、光を非常にまぶしく感じる、本を読むと文字がよく追えない、ずれて見える、目を使うと疲れる、などがあります。
対処法としては、その人に合ったカラーレンズやカラーフィルムを通して見ることで、目に入る光の量が調節され見やすくなります。お子さんの場合、生まれた時からそのように見えているため、気付くことが難しいと言われています。自分がそうであると気付かず、見えづらさを感じている人がいるかもしれません。
中には見えにくいことで疲れてしまい体調を崩してしまうこともあります。また、学校では読み書き障害と誤解されたりする恐れもあります。
あるお子さんではカラーレンズを使用することで、白紙がまぶしく感じなくなり、教科書を読み上げる速さが10秒も速くなって日頃のストレスがなくなったとされています。

眼科の通常行う検査では、見え方の問題まで見つけにくいこともあります。医学的にも診断名になっておらず、ほとんど一般的に認知されていませんが、このブログによってどなたかが気付くきっかけになって頂ければ嬉しいです。