お子さんのメガネ選びには さまざまな注意点があります。
メガネは便利な道具ですが、 いろいろ特徴がありますので、
そのことを知り、お子さんに合ったメガネを選びます。
1.フレームの素材
『メタル(金属枠)』 『セルロイド(プラスチック枠)』 『樹脂素材』 の枠などがあります。
『メタル』は、素材が硬いため 丈夫です。
フレームの歪みも直しやすいです。
しかし、何回も直していると金属疲労を起こし、折れてしまう可能性があります。
『メタル』の中にも、『チタン(軽くて丈夫)』
『Bチタン(弾力性がある)』
『合金(硬い金属)』などがあります。
『セル』は、縁に厚みがあるため レンズの厚みが隠れやすいです。
その分メタルに比べるとフレームに厚みがあるため
メガネをかけた時の印象は強くなります。
熱に弱いので長時間暑いところに置いておくと
形が変わってしまいます。 (夏場の車の中など)
『樹脂素材』のフレームは 軽くて柔らかいです。
メガネをかけて何かにぶつかったりしても
クッションになるため 他のフレームと比べると安全性に優れています。
金属に比べると 丈夫さにはかけます。
2.フレームの大きさについて
フレームが大きすぎると かけた時に下がってきたり、メガネが強調されます。
小さいとかけた時に圧迫感があったり、サイドから押されてメガネが
前に押し出されてしまいます。
顔の大きさに合ったメガネを選び、しっかり調整することが大切です。
3.テンプル(ツルの部分)について
・ノーマルタイプ : 今のメガネで一番多いタイプです。
耳の後ろを曲げて下がりづらくします。
・巻きヅルタイプ : テンプルの先が丸まっているため とても下がりづらいです。
ノーマルタイプに比べると丸みがある分、少しかけづらくなります。
上が 巻ズルタイプ 下が ノーマルタイプ
メガネをかけていて どうしても下がってしまう場合、
テンプルに取り付ける『メガロック』(ひっかける部分になる)や、
『メガネバンド』などをつけると、下がりにくくなります。
メタル枠の場合、モダン(テンプルのプラスチック部分)が、挿しこみになているため、
金属を切ることで テンプルの長さを調整することができます。
セル枠の場合は、挿し込みになっていないため短くすることはできません。
パート2に続きます。 Ⓨ