<涙点プラグについて>
涙点とはまぶたの鼻側の目頭の所に上下にポツンとある穴のことで、涙のいわば排水口です。
涙点プラグは目の表面が乾燥することによるドライアイに有効です。
涙の流出口にプラグ(栓)を差し込むことにより、涙を目の表面にためる治療です。
通院で容易に装着できます。
<治療方法>
①患者さんがベットに横になった後、点眼麻酔をします。
②手術用の顕微鏡で確認しながら専用のゲージ(測定器)で涙点の大きさを測定します。
③涙点の大きさに合ったプラグを挿入します。プラグがワンタッチで挿入できるように工夫されているため、簡単に挿入することができます。 挿入する時はほとんど痛みもなく、通常涙点の測定から挿入まで15分~20分で終了します。
④最後に、プラグが表面に突出していないか確認します。
装着後から通常通りの洗顔や入浴が可能です。
<その他>
・プラグはシリコーンゴム製で、完全滅菌されています。
・ドライアイの状態により、上下共にふさぐ場合と、上下どちらかだけふさぐ場合があります。
・通常プラグの違和感はないことが多いですが、サイズが合わないと外れてしまうことがあり、再度プラグを挿入することが必要です。
違和感を感じたら、眼科を受診して下さい。
ホワイトメディカル株式会社資料提供