明けましておめでとうございます。

巳年になりました。
巳年は脱皮する蛇のイメージから「復活と再生」を意味するそうです。
植物に種子が出来始める時期とか、生命が誕生する時期とか、新しいことが始まる年だそうです。
巳と実をかけて実を結ぶときともいわれるようです。
何か新しいことが始まりそうでわくわくしますね。

ところで蛇の眼には瞼がありません。透明なスペクタルという膜で角膜(黒目)を保護しています。コンタクトレンズみたいですね。脱皮の際には、このスペクタルも一緒に脱皮してしまうらしいです。
ピント合わせも人や他の脊椎動物と違って、水晶体の厚さを変化させるのではなく、位置を移動させてピントを合わせています。この機能は精度が良くないのか、赤外線を感知するピット器官というものがあり、熱を放出する動物の遠赤外線を察知して動物を見つけます。
これらの眼の違いは、蛇の祖先が地中に潜ったトカゲで、地中生活では眼を閉じていた方が便利なので、上下瞼がくっついてしまったり水晶体が退化して厚さを変えられなくなりましたが、また地上で生活をするようになって変化したからのようです。

こういう環境や時代に合わせた変化を我々もしていかなければいけないのでしょうね。

今年は良い変化ができますように!!