子供の視力は、生後すぐは0.01、6ヶ月で0.1、1歳で0.2~0.3、2歳で0.6、3歳で1.0に達すると言われています。
眼軸長(眼球の長さ)は生後すぐは約17mm、3歳で22.5mm、13歳でほぼ成人と同じ24mmになると言われています。眼軸が1mm長くなると約3Dの近視化が起こります。
屈折力は新生児の約6割は遠視で、いったん遠視が強くなり、3歳頃に軽減して正視化します。
両眼視が成人レベルに達するのは3歳頃です。
大脳の視覚野にある両眼視細胞は生後3~4ヶ月で急速に発達します。この時期に両眼の中心窩に同じ様な画像が入らないと、良好な両眼視機能の獲得が困難となります。
正常な眼の発育をするために、周りの大人がよく観察して頂き、
・眼を細める
・顔を傾けて見る
・テレビに近付く
・片眼を隠すと嫌がる
などお気付きになった事があれば、お気軽にご相談下さい。