この時期になると自宅の近くの神社にカッコウがやって来て、朝はカッコウの声で目が覚めます。とても清々しいです。
今年は新型コロナウイルスの流行でステイホームをして、ゴールデンウイークも不要不急の外出を避けたので、静かな連休を過ごしました。
最近は新型コロナウイルスの感染者は少し落ち着いてきた様にも思えますが、第2波、3波が来ると言われているので、もうしばらくは静かに過ごしたほうが無難でしょうか。
新型コロナウイルス封じで流行中の妖怪「アマビエ」を知っていますか?
その姿を描き写すことで、疫病の流行を防ぐご利益があると言われており、現在の新型コロナウイルス流行の中、様々な人がアマビエの姿を描いたイラストをネットにアップして、それが拡散している様です。
江戸時代のたった1枚の「摺物(すりもの)」=「かわら版」だけに登場する珍種の妖怪です。
その摺物にはこう書かれています。
肥後(熊本県)の海に毎夜光るものが現れるというので、役人が見に行くと果たして図の様なものが出現した。
「私は海中に住むアモビエと申すもの。今年から6年間は諸国で豊作が続くが、病も流行する。早々に私の姿を写して人々に見せよ」
と言って海中に消え去ったという。
珍獣、幻獣の姿を「見る」と除災招福のご利益が得られるとする心性の存在と、「描き写して伝える」という行為が想像出来ないほどの広がりを見せたという事です。
近くの神社でアマビエ様の御朱印を頂いて来ました。1日も早くコロナ終息を願います。