近視とは、遠くのものを見るときに焦点を網膜上に合わせることができず、網膜の手前で焦点が結ばれることにより物がぼやけて明瞭に見えない眼の状態を示します。近視が進行してしまう原因は眼の長さ(眼軸長)が関係しており、眼軸長が長くなると近視が強くなっていきます。
0.025%リジュセアミニ点眼液 治療
0.025%リジュセアミニ点眼液とは
低濃度アトロピン点眼液で、眼の長さ(眼軸長)を伸ばす原因となる「ムスカリン受容体」という部分に働き、眼軸長の伸びを抑えることで近視の進行を防ぐ効果があると考えられています。
本治療は、近視の進行を抑えることを目的としていますが、完全に近視の進行を止めることはできません。また、この治療は裸眼視力を回復させるためのものではありませんので、その点をご理解ください。
[治療のメリット]
・近視進行抑制効果が期待できます。対象は5歳から15歳程度の方となります。
・オルソケラトロジー治療との併用ができます。
[治療のデメリット]
・副作用として瞳孔拡大による羞明(まぶしさ)があります。
・治療を途中で中断すると、近視が早く進行する可能性(近視進行のリバウンド)があります。
当院での治療の流れ
1. 検 査 :一般的な眼科検査を行います。
2. 診 察 :眼科専門医による診察、リジュセアミニ点眼液の適応を判断します。
3. 治療の説明 :リジュセアミニ点眼液について説明します。
4. 適応検査 :点眼での治療を検討していただき、後日、眼軸長など検査を行います。
5. 点眼お渡し :1か月分の点眼をお渡しし、治療を開始します。
6. 定期検査 :初回診察から1か月後、それ以降は3か月~6か月毎の通院が必要です。
治療費用
リジュセアミニ点眼液による治療は選定療養です。薬剤費用は公的医療保険の対象外となります。
4,380円/30本
点眼の使用に関する注意事項
*副作用等で治療を中止した場合でも、一旦処方した点眼液については、原則、返品・返金に応じることはできない旨、予めご了承ください。
*健康状態の変化により、眼科医が治療中止を指示する場合がありますので、その指示にしたがってください。
オルソケラトロジー 治療
オルソケラトロジーとは
就寝時に装用する特殊な形のコンタクトレンズで、角膜の形を変えて裸眼視力を改善するとともに、近視の進行を抑制する効果があると考えられている治療方法です。
オルソケラトロジーレンズを装着することで、遠視性デフォーカス(網膜周辺部における網膜後方に焦点を結ぶことによるぼやけ)を改善することにより、眼軸が長くなってしまうのを抑制できると考えられています。
[治療のメリット]
・近視進行抑制効果が期待できます。
・外科的手術は不要です。
・夜間寝ている間に角膜を矯正して裸眼視力の改善ができます。
・日中はメガネやコンタクトレンズは不要で裸眼で過ごせます。
・中止すれば2週間程度で元の角膜の状態に戻ります。
[治療のデメリット]
・夜間に継続してレンズを装用しなければなりません。
・強度の近視や乱視・遠視の矯正はできません。
・通常のハードコンタクトレンズと同様に毎日のレンズケアが必要です。
・定期検査は必須となります。
当院での治療の流れ
1. 予 約 :検査は予約制となっております。お電話にてご予約をお願いします。
2. 治療の説明 :オルソケラトロジーについて説明します。
3. 適応検査 :一般的な眼科検査を行います。
4. 診 察 :眼科専門医による診察、オルソケラトロジーの適応を判断します。
5. レンズお渡し:レンズの取り扱いの説明、装用練習を行います。
6. 定期検査 :治療開始後翌日、1週間後、2週間後、1か月後、3か月後、その後3か月毎に定期検査を行います。
治療費用
オルソケラトロジーによる治療は公的医療保険が適応されない自由診療です。治療費用は全額自己負担となります。(契約時払い・クレジット可能)
定額制もあります。
| 一括払い | ||
| 治療の流れ | 両眼 | 片眼 |
| 初年度合計金額 (①+②+③) | 135,000円~ | 102,000円~ |
| ① 適応検査費用 | 10,000円 | |
| ② お試し期間費用(1か月) | 50,000円 | |
| ③ 治療の継続費用 (装用開始1か月にお支払い) | 85,000円 | 52,000円 |
| 2年目以降の定期検査費用 (1回につき) | 3,500円 | |
| レンズの買い替え | 33,000円/1枚 | |
| レンズの紛失 | 33,000円/1枚 | |
| 定額制 | ||
| 治療の流れ | 両眼 | 片眼 |
| 初年度合計金額 (①+②+③+④) | 120,700円~ | 67,600円~ |
| ① 適応検査費用 | 10,000円 | クレジット決済 (月額) 両眼6,600円 片眼3,300円 適応検査時に契約 |
| ② お試し期間費用(1か月) | 3,500円 (1回につき) | |
| ③ 治療の継続費用 (装用開始1か月にお支払い | 3,500円 | |
| ④3か月以降の検査費用 (1回につき) | 3,500円 | |
| 2年目以降の定期検査費用 (1回につき) | 3,500円 | |
| レンズの買い替え | ― | |
| レンズの紛失 | 16,500円/1枚 | |
*上記の他に治療に必要な薬剤や備品等は別途費用がかかります
*最長でも2年毎の買い替えをお勧めします。
*1年以内の破損は1回に限り無料保証です。ただし、破損レンズ半分以上の返却が必要です。
*レンズ紛失による保証はありませんので、取り扱いには十分注意してください。
レンズの使用に関する注意事項
*オルソケラトロジーレンズは、眼に直接のせて使用するものです。取り扱い方法を誤ると重い眼障害につながることもあります。また、適切に使用しないと目的とする裸眼視力の矯正ができません。安全に使用するために、取り扱い説明書をよく読み、眼科医の指示に必ず従ってください。
*健康状態の変化により、眼科医が装用中止を指示する場合がありますので、その指示に従ってください。
*検査後の診察にて、眼科医が継続して使用不可能と判断した場合は、その指示に従いレンズを交換してください。
*レンズを交換する場合(破損・紛失等の理由にかかわらず)、眼科医の診察を受ける必要があります。
*眼科的治療が必要と判断された場合、診察を受けてください。費用は別途かかります。
[税金の還付が受けられます]
オルソケラトロジー治療は、確定申告の際の医療費控除の対象に含まれます。詳しくはお近くの税務署までお問い合わせください。
レッドライト 治療
レッドライトとは
赤色の波長(650nm)の光を眼に照射して、眼底の血流を促進することで近視を抑制する効果があると考えられています。
本治療は近視の進行を緩やかにすることを目的としており、近視の進行を完全に止める治療ではありません。
[治療のメリット]
・近視進行抑制効果が期待できます。対象は3歳から16歳程度の方となります。
・1回3分、1日2回、週5日間と簡単にできる治療法です。
[治療のデメリット]
・治療後に一時的にまぶしさ、閃光盲、残像が生じることがあります。(治療回数を重ねることで、症状の持続時間は短くなるといわれています)
当院での治療の流れ
1. 予 約 :検査は予約制となっております。お電話にてご予約をお願いします。
2. 適応検査 :一般的な眼科検査を行います。
3. 診 察 :眼科専門医による診察、レッドライト治療の適応を判断します。
4. 治療の説明 :レッドライト治療について説明します。
5. 注 文 :当院からデバイスを注文します。
6. 受取と説明 :2~3週間ほどで当院にデバイスが届きますので、予約で来院していただき、デバイスの取り扱いなどの説明をします。
7. 定期検査 :治療開始、1か月後、3か月後、その後3か月毎に定期検査を行います。
治療に関する注意事項
[副作用と治療を中断すべき症状]
・短期的な副作用として、治療後に一時的にまぶしさ、残像が生じることがあります。症状を最小限に抑えるため、治療後は3分間程度、眼を閉じることでこれらの症状は消失します。自覚症状として、治療後に5分以上持続するまぶしさや、閃光盲、残像などの訴えがあげられていますので、治療後に同様の症状が3回以上あった場合は、本デバイスの使用を中止し、処方医の指示にしたがってください。
[治療を受けられない方]
・斜視と診断された方
・両眼視機能異常がある方
・どちらかの眼に眼球異常がある方(未熟児網膜症、網膜剥離などの網膜疾患、水晶体疾患)
・遺伝性網膜疾患がある方(黄斑ジストロフィー、網膜色素変性症など)
・瞳孔散大(散瞳)のある方、またはアトロピン点眼、サイプレジン点眼などの瞳孔散大を引き起こす可能性のある薬剤を投与した後は、瞳孔が元の大きさに戻るまで本機器を使用しないでください。リジュセアミニ点眼治療を行っている場合は、14日間の休薬が必要となります。
治療費用
レッドライトによる治療は公的医療保険が適応されない自由診療です。治療費用は全額自己負担となります。
デバイスは医療機関から患者様へ貸与となります。治療を終了、中止された場合、治療機器は医療機関へと返却していただきます。
| 医療機関へお支払いいただく費用 | ||
| ①適応検査 | 16,500円 | 視力検査、屈折検査、眼軸長検査、前眼部検査、眼底検査等 |
| ②お試し期間 | 82,500円 (2人目以降42,000円) | デバイス貸与費用 治療開始1か月の検査費用 |
| ③治療の継続 | 82,500円 (2人目以降42,000円) | デバイス貸与費用 治療開始3、6、9、12か月の検査費用 |
| 2年目以降の検査 | 5,500円 | 1回につき |
| 2,500円 | 上記以外での検査費用 | |
| メーカーへお支払いいただく費用(サブスクリプション) | |
| 1か月無償プラン(初回のみ) | ― |
| 毎月払い | 8,250円 |
| 1年分一括払い | 89,100円 -10%ディスカウント |
| 2年分一括払い | 158,400円 -20%ディスカウント |
<1か月サブスクリプション 無償プラン制度>
機器を初めて使用する患者様に向け、1か月無償プランをご選択いただけます。
治療開始日から45日間、サブスクリプションプラン料金のお支払いは不要で機器をご使用いただくことが可能です。
初回で有償プランを選択された場合、1か月無償プランは適応されませんのでご注意ください。
| 初年度 合計金額(医療機関へお支払い+メーカーへお支払い 181,500円+79,200円~=260,700円~ |
[税金の還付が受けられます]
本デバイスを用いた治療は、確定申告の際の医療費控除の対象に含まれます。詳しくはお近くの税務署までお問い合わせください。

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